ドイツ、シュトゥテンゼー –2024年11月13日– Avnetの組み込みコンピューティングボードブランドであるTriaは、フィンランドに拠点を置くグローバルソフトウェア企業であるQt Groupと提携し、OEMが高度なヒューマンマシンインターフェース（HMI）/グラフィックユーザーインターフェース（GUI）設計を構築するのに役立つ新しいソリューションの開発に取り組んでいます。
TriaのHMI サービスには、設計とプロトタイピングから完全なシステム アセンブリと製品統合までが含まれます。これにQt のソフトウェア開発の専門知識が組み合わされ、UI設計とソフトウェア開発から品質保証と展開まで、製品開発ライフサイクル全体にわたって生産性が向上します。
「このパートナーシップは、最先端のCOM (コンピュート オン モジュール) ソリューションを提供する上で重要なマイルストーンです」と、Tria TechnologiesのPresident Thomas Staudinger氏は述べています。「Qt グループとの新しい契約により、設計、製造、納品に至るまで、高度なHMIソリューションを作成するために必要なツールを提供しながら、お客様が市場投入までの時間を短縮できるように支援できます。産業オートメーション、医療、その他の組み込みアプリケーションのいずれであっても、このコラボレーションにより、お客様はプロジェクトを迅速に開始できます。」
Qt 開発フレームワークを使用すると、エンジニアは組み込み、モバイル、デスクトップなど、さまざまなプラットフォームのユーザーインターフェイスを構築できます。Triaとの提携により、プロジェクトへの迅速かつ簡単な統合を可能にするハードウェア事前統合ソリューションがさらに提供されます。この契約により、Qt 6商用ソフトウェア スタックはTriaのSimpleSwitchテクノロジープラットフォームの一部となり、顧客はTriaのSMARCモジュールにソフトウェアをシームレスにインストールできるようになります。SMARCコネクタ、コンテナー、ハードウェア抽象化レイヤー、および Python、Flutter、Qt などのソフトウェア テンプレートを組み合わせた .SimpleSwitch により、プロジェクトをすぐに開始し、パフォーマンスと機能に合わせてカスタマイズできます。
Qt パートナー ディレクターのPaul Nieminen氏は、次のように付け加えています。「Triaが提供するバンドルソリューションは、OEM顧客が必要とするすべての自信を提供します。当社のコンポーネント、ソフトウェア、専門知識のパートナーシップにより、開発および製造プロセスの複雑さが大幅に軽減され、市場投入までのスピードも維持されます。このソリューションを作成するために、Triaの革新的な SimpleSwitchチームと協力できることを嬉しく思います。」
また、このコラボレーションの一環として、TriaのSimpleCore™インキュベータープログラムも提供されます。これは、追加のリポジトリに保存され、Qt 6を使用するすべてのSimpleSwitchビルドに追加できる追加機能のオープンソースコレクションです。
SimpleSwitchのQt 6ビルディング ブロックは、最初は3か月間利用できます。テスト期間の終了後、開発ライセンスを購入できます。詳細については、AKK-4BU-MD-1PM@AVNET.COMまでお問い合わせください。