生産終了部品の供給継続ソリューション
あらゆる製品はライフサイクルに従って生産されており、いずれかの段階ですべての部品がEOL(生産終了)になります。EOLになった部品がBOM(部品表)で引き続き使われる場合、これは大きな問題になる恐れがあります。アヴネットのシステムとサービスを活用することで、生産プロセスへのEOL部品の影響を最小限に抑えることができます。
このサービスは、部品のEOLが近付いたことを知らせる、初期段階の警告から開始されます。アヴネットは、提供する全製品の製造元から供給元として認定されているため、予定されている変更は、製造メーカーから事前に通知されます。また、それらのEOLデバイスの現在または過去の使用実績があるお客様をシステムで自動的に特定できます。そのような使用実績があるお客様に対しては、メーカーから通知された変更予定をお知らせし、推奨される代替オプションがあればそれを提案させていただきます。さらに、アヴネットの技術エキスパートは、新しいオプションが有効であることを検証でき、円滑な移行計画をお客様が策定できるようにします。
デザイン関連についてはアヴネットの技術チームが、調達関連については資材調達のスペシャリストがお客様と協力し、移行計画の策定を支援します。そして、お客様の要件に基づいて、パイプライン、発注、ランレートのレビューを実施し、お客様と共同で行動計画を開発した上で、アヴネットのチームが実装を担当します。アヴネットは、さまざまなサプライヤーから、EOL製品を供給するパートナーとして認定されています。
また、お客様のそのような製品の使用実績も常に把握しています。アヴネットのEOLサービス、システム、倉庫管理は、EOL製品を必要とするお客様のニーズを解決します。カスタマイズされた在庫管理システムで、部品の日付コード、ロットコード、パッケージレベルの詳細を確認できます。アヴネットの倉庫およびロジスティクスセンターは、品質管理に関連する標準規格である、ISO 9001、ESD 20.20、IEC 61340-5-1、TAPA Class Aの認定を取得しています。